7月28日にMicrosoft Flight Simulator 2020(以降MSFS2020と言います)のアップデートV1.18.13.0 がありました。
内容は“ハードの負荷を軽減し、いくつかの機能を追加しました(Xboxシリーズの対応に特化)”とありますが、我が家の普通のPCでも快適になったので記事にしました。
<我が家の普通のPCの仕様>
マザー:ASUS TUF GAMING B460M-PLUS
CPU:Intel Core i5 10400
メモリ:Crucial DDR4 16GB×2
SSD:Silicon Power 256GB PCIe3.0×4 NVMe1.3
電 源:750W 80plus GOLD SST-ST75F-GS
グラボ:NVIDIA GeForce GTX2060
モニタ:Panasonic MV HMP22B 1920×1080
🍹 アップデート V1.18.13.0後 🍹
🍹 グラボ(GPU)の負荷 🍹
グラボ(GPU)の負荷が、アップデート前は常にフルパワーの80~95%でしたが、アップデート後は、景色の変化が平穏な時は24%、低空飛行などで景色の変化が激しい時や霧雨・濃霧のような中では40~65%になりました。
4Kモニターも試してみましたら、なんとか ~95%に収まっていました。
GPUの負荷は、マイクロソフト&開発元は約半分(XBox)になったと言っていますが、我が家のPCでもゲーム(シーナリー)の状況を平均してみれば、そのくらい改善されていると思います。
メモリの使用量についても半分になったと言っていますが、39%とアップデート前と変わりませんでした。
もう一台のPC(CPU Ryzen 2700ベース/アップデート前に使用)では、60%くらいだったと記憶していますので、PCの仕様によって違いがあるようです。
ともかく、最近 高騰してまともに手に入らないグラボの心配をしなくてよくなったので、グッドタイミングな良いアップデートでした。
尚、レンダリング品質は最高の“ウルトラ”に設定しています。
他にもいくつか改善されましたが、そのなかの一つをご紹介します。
🍹 飛行計画入力の背景が衛星画像になった 🍹
YouTubeのDL稼ぎでMSFS2020の動画をアップすることがありますが、飛行ルートを登録する時に、衛星画像が使えるようになったので格段に楽になりました。
<衛星画像で飛行ルートの作成>
アップデート前の背景は、大きな山や湖がやっと判別できる程度のボケた地図でしたが、アップデート後は、例えば一級河川くらいのものなら、精密に辿ることができます。
“その他”→“読み込み/保存”で次の画面になります。
<読み込み/保存>
作成済の飛行計画(.PLNファイル)を”保存”したり“読み込み”することができます。
次は録画したものです。
🍹 飛行ルートをAI飛行をしたフライト動画 🍹
<補足>
飛行ルートの“保存“、“読み込み“は上の動画では成功しましたが、別の場所を試していくと、結構な割合でルートが化けるなどの不具合が発生しました。不具合を回避する方法があるのか、追ってまたご報告したいと思います。
ちなみに、ファイルの保存をすると...
① xxx.PLN (TEXT)
② xxx.FLT(TEXT)
③ xxx.SPB(TEXT)
④ xxx.FLT.FSSAVE(非TEXT)
の 4種類のファイルを生成します。メモ帳で見てみましたが、中のデータは大量でしかもファイル間でダブっているので、変数名からなんとなく分かりますが、チョコっと手で修正できるようなものではなさそうです。